生きた夢の魔法をなにわ男子にかけられて

 

 

なにわ男子、ついにデビューおめでとう。

やっと、やっとだね。

それぞれがいろんな方面で頑張ってきてくれて、青春をジャニーズに捧げてくれて、ここまでアイドルを続けてくれたから今がある。7人のうち誰か1人でもかけたらきっとダメだったと思うんです。だから今は、これまでの全部にありがとうと思っています。

 

 

デビューが決まったら書こうと思っていた、ただの長尾くんの顔ファンだった私が「なにわ男子のファンになれた」話をしようと思います。よかったら読んでください。

 

 

 

 

私が長尾くんの担当になろうと思ったのは周りの後押しがきっかけでした。

もう何年も長尾くんの顔ファンを名乗ったまま関西ジャニーズJrの西村拓哉くんの担当を始めた私。おのずと周りには関西Jrを担当している子が増えて、なにわ男子の担当をしている友達もできました。周囲に長尾くんの顔ファンをしていること、待ち受けはずっと長尾くんであることなどを話したら、それはもう担当と言われ、まあそうだよな〜と堪忍する形で担当を名乗るようになりました。

 

だから、なにわ男子のここが好きで!とか長尾くんのこんなとこが!みたいなのはなくて、ただただとにかく顔が、フォルムが本当に好きで、そこから肩書きを「顔ファン」から「担当」に変えただけだったんです。

 

 

担当になってみて一番感じたことはなにわ男子のファンはみんな、なにわ男子7人と「なにわ男子」というグループが大好きなこと。長尾くんの顔がひたすら好きなだけな私は、なにわ男子のこと別に嫌いじゃないけど、長尾くんが、トリオが、大西畑が、丈橋が、それぞれ報われればそれでいいと思ってた。コンビ、トリオ厨だったので、そこの括りは前から大好きだったんだけどね。むしろ好きだからこそグループになることでそれぞれの関係性に変化が生まれてしまうことがなんだかさみしいなーと思ってしまう側だった。

 

 

 

気持ちの変化に気づいたのはついこの間。熱闘甲子園のテーマソングを努めることが発表されて、嬉しくて仕方なかった。新聞に大きくなにわ男子と書いてあって、7人が載っていて、泣くほど嬉しくて、こんなに嬉しいことあるんだと思った。

いつからなのかはわからないけど、きっと7人それぞれがなにわ男子に愛着を持っていて、大事にしていることが伝わってきたからかなと思う。7人が何よりも大事にしている「なにわ男子」を私も一緒に大切にしたい。なにわ男子がどこまでも大きくなるのをこの先も見ていたい。もっともっと大きな会場でなにわ男子のためだけに灯されたペンライトの海を見てみたい。もっと言えばその中の一人になれたら本望。

 

 

 

正直なところずっと苦しかった。担当になる前から長尾くんのことは好きだけどなにわ男子を好きになりきれないから担当にはしないほうがいいかなと思っていたし、いけるわーって担当になってみたらやっぱり周りはみんな「なにわ男子」が100%好きで、それに比べると私は別になにわ男子じゃないと!っていうのはないなあとずっと思っていて。どうしてもなんとなく大西畑、丈橋、信号のなにわになる前の関係性に未練が全くないわけでもなくて、かといってなにわ男子アンチな訳でもないし、中途半端な立ち位置だったんですよね。それぞれのことは大好きだけど、なにわ男子そのもののことを全肯定できていたわけではないからなんとなくアウェー感があって。かといってそもそも、なにわ男子になる前から関ジュをみてたってだけで正式に担当をしていたわけじゃないから、決して古参ぶりたいわけでもなくて、なにわ男子が7人で頑張っていこうとしているのはわかっていたしそれは応援したいと思っていたから、こういうマイナスな感情をおおっぴらにいうことも違うと思ってたんですよ。

 

だから本当に、なにわ男子の担当にずっとなりたかった。長尾謙杜くんの担当から「なにわ男子の長尾謙杜くんの担当」になりたかった。なにわ男子に大きな仕事が来て心から喜べたときは、やっとなにわの担当になれたのかなと思えて嬉しかった。

現場に入って友達に、長尾くんが、なにわ男子がかっこよかった!(今回バックについている西村拓哉くんのオタクもしているので)Jrコーナー以外でなにわ男子以外見なかったの!と話したんです。やっとちゃんと長尾担になれたんだ〜って思って嬉しくて。そしたら友達が「長尾担でしょ?!」って言ってくれて。それが本当に嬉しくて仕方なくて。周りから見ても私なにわ担で長尾担になれたんだなと思いました。この嬉しさ、あんまり伝わらないと思うけど、本当に本当に涙が出るほど嬉しくて。

 

今回デビュー発表があって、ちゃんとなにわ男子が好きって気持ちで始めて現場に入ったんです。そしたら前にあった未練とか過去に対するモヤモヤとかがなんだか綺麗に晴れた感じがしたんですよね。私が入ったのはデビュー発表後の公演で、7人はみんな今まで見たこともないような晴れた笑顔をしてたんです。これまでの彼らの中にある全部を肯定してくれるのがデビューなのかなと思いました。

 

 

長い長いJr期間、7人を始め関西ジャニーズJrにも、そのオタクにも、いろんなことがあったね。嬉しいこと、悔しいこと、悲しいこと、全部があったから今のなにわ男子があることは事実で、だからって全部が肯定できるのかというとそうではないと思うけど、なにわ男子のデビューがこうして決まって、心から良かったなと思います。

私はなにわ担として、これからなにわ男子とともに歩める未来が楽しみで仕方ありません。